夏季のバッテリーの取り扱いに関するご注意
いつもヨコモ製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
日差しも強まり、RCカーを走行させるのには最適なシーズンとなりましたが、高温期にはバッテリーのトラブルに関するお問い合わせも多く寄せられ、特に注意が必要なシーズンでもあります。
走行用のバッテリー、特にリチウムポリマーバッテリーは高温となる条件に弱く、充電時や保管時にも30℃以下を推奨しております。バッテリーやリポバッグに直接太陽光が当たるような条件やマシンに搭載したままでの充放電や、高温になるような場所での保管は絶対に行わないようにお願いいたします。例えばサーキットに行く際に車をお使いの場合、走行後に車内にバッテリーを置いたままにすると、状況によっては車内の温度が70~80℃に達することもあり、かなり危険な環境と言えます。特に充電した状態のリポバッテリーが高温下にさらされて破損すると、発火などの可能性もありますので絶対に行わないようにお願いいたします。
これらの原因などで破損・劣化したバッテリーは、内部にガスが発生してケースが膨らんだような状態になりますが、そのようなバッテリーはただちに使用を止め、絶対に充電を行わないようにして下さい。使用できなくなったバッテリーは下記の手順にて廃棄をお願いいたします。
バッテリーの廃棄手順
リポバッテリーが入る大きさで500cc以上の水が入るガラス容器、ポリバケツ等に、塩水(水500gに対して塩10g、小さじ山盛り2杯分程度)を準備し、その中にバッテリーを完全に浸してください。約2週間程度で完全に放電します。
電池機能が無くなり発火の危険が無い安全な状態にしてから廃棄して下さい。
※基本的にはバッテリー内部の電気を全て抜き去って、発火の危険性を無くしてから、不燃ごみ、もしくは可燃ごみとして捨てるようにしましょう。(各自治体によって、ごみの分類が異なりますので、自治体の指示に従ってください)
自治体で回収を行っていない場合は、ヨコモで処理致しますので、バッテリー機能を無くし、端子部をテープ等で絶縁した状態で、ヨコモアフターサービス部宛までご返送下さい。 (弊社までの送料はお客様ご負担となりますのでご了承下さい)
※これらの作業は幼児、小児の手の届かない場所で行って下さい。