ヨコモ製のラジコンカーにはたくさんのオプションパーツというものをご用意しています。キットに付属している標準パーツに対し、機能を高められるものや見た目を向上させる物など、様々な種類のオプションパーツが存在します。人気の高いドリフトパッケージというシリーズには、約500種類以上のオプションパーツを発売していて、細かいネジなどに至るまでオプションに換装することが可能です。

例えば標準の樹脂製パーツに対して、同じ形状のものをカーボン素材で制作し、軽量化や剛性を高めたオプションパーツや、アルミやチタンなどの素材を使用して高精度・高強度に仕上げたオプションパーツなど、眺めているだけでも楽しくなるほどのハイクオリティパーツが満載です。必要な性能や機能に合わせてパーツをチョイス、好みにカスタマイズすることで、世界に1台だけのオリジナルマシンが完成します。

初めから高品質なものが欲しいという方には、あらかじめオプションパーツが組み合わされた状態で販売しているハイグレードキットもあります。ベーシックなマシンにオプションパーツを装着するのも、そのパーツの効果が感じられて楽しいものですが、ある程度オプションパーツの効能が分かっているような場合には、はじめからハイグレードキットを買うことでコスト削減にもつながります。

特にオイルダンパーやメインシャーシなどは交換した際の走行特性に対する効果が大きく、上級ドライバーには必須のアイテムとなりますので、例えばドリフトカテゴリーのYD-2シリーズには、YD-2E PLUSやYD-2S PLUSのように、カーボン製のメインシャーシとアルミ製のローフリクション ショックなどのオプションパーツをあらかじめ”プラス”したマシンをラインナップしています。もちろん標準キットのYD-2EやYD-2Sに比べると価格は高くなりますが、あとからオプションパーツを追加するよりは割安で、はじめから走行特性を高めた状態でお楽しみ頂けます。

一つご注意いただきたいのは、”オプションパーツ＝走らせやすくなる”という公式には当てはまらないこともあることです。例えばカーボン製のメインシャーシの場合、樹脂製のメインシャーシに比べると反発力が高く軽量で、高速走行に対しては非常にキャパシティが広がりますが、走らせやすさという点ではしなやかな樹脂シャーシのほうがグリップ感が高く、低中速走行では安定感が感じられます。あらかじめオプションパーツが装着されたマシンがお買い得だとは書きましたが、ラジコンカーに全く触れたことが無い方や、ラジコンの操縦や取り扱いを基礎からやりたいという方には、カーボンシャーシを装着したマシンが難しく感じられることもあるので、走らせやすい状態で初期の練習をしたい場合には、ベーシックなキットからオプションパーツを買い足していくというステップアップが合うと思います。