ドリフトパッケージ組立講座

ドリフトパッケージ 組立講座 Chapter.8 ダンパーの組み立て

●袋11
■P18
ダンパーの組み立てにおいて、A部品の中で使用するパーツは写真の色の濃い部分のみ。折り曲げるだけで切り取ることができるが、バリは丁寧に削り取っておこう。細かいパーツなので無くさないように気をつける。


ショックシャフトにEリングを取り付ける。ラジオペンチの先端を使って、シャフトの溝に滑り込ませるように固定する。失敗するとEリングが飛んでしまうことがあるが、白いタオルなどの上で作業するとパーツを無くしにくい。


ダンパー内部のパーツは、ショックシャフトに取り付けてケースに押し込み固定する。ダンパー効果を高める2つのOリングには、ショックグリスをまんべんなく塗布しておく。


2つのジグを使って、矢印のようにA-Bパーツ先端がケースから見えるところまでシャフトとピストンをケース内に押し込む。


カラーの装着が終わったら、シャフトに装着したジグを忘れずに抜いておく。


ダンパーエンド(L)にエンドボールをはめ込む時は、ボール装着穴に段のある側(写真上)からボールを入れるようにする。


ラジオペンチなどで挟むように装着するが、あまり力を入れすぎると勢いでボールを潰してしまうことになるので、丁寧な作業を心がけよう。


シャフトにダンパーエンドをねじ込む時は、シャフトのネジ切り部分の根元をラジオペンチのカッター部分で挟むと保持し易い。


ダンパーを車体に取り付けるときは、ネジを締め込みすぎて上下のボールを潰さないように注意する。ここの動きが悪くなるとダンパー自体の動きにも影響するので、若干ガタがあるくらいで問題ない。上側のナットを固定するときには、ナットの面からビスがはみ出さないくらい(赤矢印)が目安となる。


ダンパー上側はダンパーステー製作時に取り付けたネジの位置で固定されるが、下側はフロント2個、リア3個の穴位置から選ぶことが可能。キット標準では写真の位置に固定しよう。もちろん上側の取り付け位置もセッティングの範囲なので、走行特性を変えたいときには他の位置も試してみよう。


シャーシにダンパーを取り付けた状態。ここまで来ると難しい組み立て作業はほぼ終わり。シャーシのシルエットがかなり完成に近付いてきた。


サスペンションの性能を劇的に向上させるアルミ製オイルショック。高精度シリンダー内にはシリコンオイルが封入され、オイル粘度の変更により繊細かつ確実な減衰を実現する。初期のステップアップに最適なグレードアップコンバージョンがおススメ。

D-015 グレードアップコンバージョン・ステージ1(TYPE-B仕様)●4,800


次の項目→ Chapter.9 前後バンパー他

組み立て講座INDEXへ→

CATEGORY

オンラインストア ブランドサイト チームアソシエイテッド つくばRCパーク アウトレット