最初に揃えるべきもの
ドリフトラジコンをはじめるのに最適なマシンが”ドリフトパッケージ”です。4WD駆動で安定感が高く、ドリフトカーとしての性能の良さ、オプションパーツでの拡張性の高さなど、エキスパート視点で見ても初心者にお勧めできるスタンダード ドリフトマシンです。
ドリフトラジコンとしての基本が詰まったドリフトパッケージ、リアルなボディやドリフト専用タイヤ/ホイールなどもキットに含まれていますが、走行して楽しむには別売りのコントローラー類などが必要ですので、一通り揃えるべきものを見ていきましょう。
ベースとなるのはもちろんドリフトパッケージのキットです。サスペンションや駆動系などの”シャーシ”と言われる部分は共通ですが、ボディとホイールの違いでたくさんのラインナップを発売しています。箱の中にはベースのシャーシキット用パーツと、ボディ、ボディ用デカール、ドリフト用タイヤ、ホイール、組立用簡易工具、取扱説明書等が入っています。
ドリフトパッケージ 組立キットをラジコンカーとして動かすためのコントローラーセットです。ラジコンの電波を送受信するための送信機や受信機に加え、ステアリングを動かすステアリングサーボ、モーターを駆動するスピードコントローラー、ドリフト用モーター、走行用バッテリー、ACコンセント型急速充電器が入っています。送信機用のアルカリ単3乾電池(4本)が別途必要ですので、こちらもそろえておいてください。
●組み立て用工具
ドリフトパッケージ 組み立てキットの中にも一部の特殊な工具が入っていますが、実際の組み立てにはドライバーやラジオペンチなどが必要です。ドリフトパッケージを組み立てるのに約80本以上のネジを締め込む必要がありますので、できれば大きめのプラスドライバーは質の良いものが望ましいです。他にもカッターやハサミ、パーツを切り離す際のニッパーなどがあると、マシン製作のクオリティが上がります。
●ボディ塗装用塗料
ドリフトパッケージのボディはポリカーボネイトという樹脂でできています。ある程度柔軟性がある樹脂なので、乾いたときに硬くなるような塗料を塗ると、ボディが歪んだときに塗料がはがれてしまいます。そのためラジコン用として”ポリカーボネイト専用塗料”というものがあり、ラジコンショップなどでたくさんの色が販売されています。
ドリフトパッケージ 組み立てキットにはクリアの未塗装ボディが入っていますので、ポリカーボネイト専用塗料で塗装してからお使いください。残念ながらヨコモ製の塗料は発売していませんので、各地のラジコンショップか、インターネットのオンラインショップ等でお探しいただくようお願いいたします。