初めてのラジコンカー

初心者向け 購入手順

ヨコモで取り扱うラジコンカーの多くは組み立て式となっています。それぞれの組み立てキットには詳細な組み立て説明書が付属していて、最初にそろえるべきアイテムや、組み立てから走行までの手順を解説していますが、初めてラジコンカーを購入する方にとっては難しい部分も多いと思います。そこで簡単な購入手順をお知らせいたしますので、お買い求めの際に参考にしていただければ幸いです。


1. カテゴリー(ジャンル)を決める

ヨコモ製のラジコンカーは、大きく分けてオンロードカー・オフロードカー・ドリフトカーの3つのカテゴリー(ジャンル)があります。それぞれの走らせたいイメージや路面状況に合わせて、好みのカテゴリーを選択してください。

オンロードカー ラインナップ

オフロードカー ラインナップ

ドリフトカー ラインナップ


2. シャーシキットを選ぶ

同じカテゴリー内でも、シャーシのサイズ(スケール)や駆動方式の違いなどで、様々な製品をラインナップしています。その中でも初めてラジコンカーをお買い求めいただく方には、オンロードカーやドリフトカーの”ボディ付き”のシャーシキットをお勧めしています。シャーシにマッチしたボディがついているのは当然ですが、比較的お求め安い価格帯の製品や、16分の1などスモールサイズのラジコンカーは組み立て塗装済みで販売しているものもあります。


3. コントローラーを選ぶ

ラジコンカーをコントロールするためには、送受信機(プロポ)、スピードを制御するスピードコントローラー、ハンドルを切るためのステアリングサーボなどが必要です。一部のシャーシキットにはコントローラーが付属するものもありますが、基本的には別売りであると考えてください。

ヨコモでは初心者にもお勧めできるシャーシキットに合わせたコントローラーのセット”ランニングセット”を発売していて、それぞれのシャーシキットに合わせたコントローラー類をまとめてお買い求めいただけるようになっています。

また、ランニングセットにはシャーシキットに適した走行用のバッテリーと、それに合わせた急速充電器も付属していますので、大変お求めやすい内容になっています。

ヨコモ製 ランニングセット


4. モーターを選ぶ

ドリフトパッケージ用のランニングセットにはモーターが付属、またシャーシキットによってはあらかじめモーターが付属している製品も場合もありますが、それらに該当しない場合には別途モーターをお買い求めいただく必要があります。

モーターは製品によって回転数やトルクの設定に違いがありますが、初めての方が速すぎるモーターを取り付けてしまうと、コントロールできずにクラッシュでシャーシキットを破損してしまうことでしょう。モーターの速さはそれぞれの製品に”ターン数(T)”で記載されていますが、23ターンから27ターンくらいのモーターがコントロールしやすくおすすめです。

※ヨコモのランニングセットに付属するスピードコントローラーは”ブラシモーター用”ですので、使用するモーターもブラシモーターの中からお選びください。

モーターラインナップ


5.  タイヤとホイールを選ぶ

タイヤとホイールはそれぞれのシャーシキットに合った規格のものがありますので、それぞれのシャーシキット詳細に記載されているものを参考にしてください。

タイヤは同じ形状の中でも、コンパウンド(材質)やトレッドパターンの違いなどにバリエーションがあります。サーキットで走行される方はそれぞれのサーキットで指定されているものや、おすすめのコンパウンドを教えてくれると思いますので、それを参考にしてください。

ホイールも様々なデザインのものがありますが、まず注意するのはシャーシに取り付ける”ハブ”の形状です。多くのラジコンカーのホイール取り付け部には六角形のパーツがあり、そこにホイールの溝を合わせて固定しますので、この六角形のサイズに合わせる必要があります。一般的な10分の1サイズのラジコンカーは対辺12mm(六角形の辺から反対側の辺までの距離が12mm)という規格で統一されていますが、フォーミュラカーや旧型のオフロードカーなどは特殊な取り付け形状のこともあります。

また、ホイールにはオフセット(六角ハブの取り付け面から外面までの距離)もバリエーションがあり、シャーシに合わせたオフセットを選択する必要があります。

オンロード用 タイヤ オンロード用 ホイール

オフロード用 タイヤ オフロード用 ホイール

ドリフト用 タイヤ ドリフト用 ホイール


6.  ボディを選ぶ

ボディの大きさもシャーシの規格に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。初心者にお勧めのキットにはボディがあらかじめ付属している製品も多いのですが、付属していない場合は別途お買い求めいただけます。

まずはシャーシのカテゴリーを確認し、そのカテゴリー用のボディ一覧からスケールや用途に合ったボディを選びます。はっきりとした車幅規格のないドリフトカテゴリー用のボディでは、車種によって車幅が様々です。シャーシ側でもある程度車幅を変更できるので、ボディに合わせて微調整します。

オンロード用 ボディ

オフロード用 ボディ

ドリフト用 ボディ


7.  その他に必要なものを選ぶ

ボディ用塗料

ラジコンカー用のボディはポリカーボネイトという透明な樹脂で作られていて、塗装するための塗料もポリカーボネイト専用の塗料が販売されています。残念ながらヨコモからは塗料を発売しておりませんが、様々なメーカーからスプレー塗料が販売されていますので、インターネット検索などで探してみてください。

ピニオンギヤ

ピニオンギヤにはギヤ歯の大きさが違う48ピッチと64ピッチという2種類の規格が使われています。シャーシ側のスパーギヤのギヤ歯の規格と同じピッチのラインナップから選択しますが、ピニオンギヤの歯数は走行する条件によって変更する必要があります。

ギヤ ラインナップ

ステアリングジャイロ

RWDドリフトカーには、ステアリング作動を補助するための”ステアリングジャイロ”という機器が必須になっています。RWDドリフトではステアリングジャイロがないと走行することがほぼできませんので、必ず用意してください。

RWDドリフトカー用 ステアリングジャイロ YG-302

工具

ラジコンカーのキットを組み立てるには、プラスドライバーやラジオペンチ、カッターやはさみなどがあると便利。特に1/10ドリフトパッケージではプラスドライバーが必須で、できれば高品質なドライバーを揃えておくと組み立てやすさが一層高まる。

工具一覧

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